相続Q&A

相続全般

法定相続分について教えてください。

法定相続分とは、民法で規定されている法定相続人の財産の取り分のことをいいます。

 

この法定相続人とは、相続の放棄があった場合にはその放棄がなかったものとした場合における相続人とされ、配偶者と次の表の順位の高い方で決められます。

 

順位 被相続人との関係
第1順位 (死亡している場合には被相続人の直系卑属(孫等))
第2順位 父母(どちらも死亡している場合にはその直系尊属(祖父母等))
第3順位 兄弟姉妹(死亡している場合にはその子(甥・姪))

 

法定相続分については、法定相続人が子・父母・兄弟姉妹のいずれになるかで異なり、具体的には次の割合となります。

 

1.法定相続人が 配偶者 と 子 である場合
  配偶者の法定相続分  : 1/2
  子の法定相続分    : 1/2
2.法定相続人が 配偶者 と 父母 である場合
  配偶者の法定相続分  : 2/3
  父母の法定相続分   : 1/3
3.法定相続人が 配偶者 と 兄弟姉妹 である場合
  配偶者の法定相続分  : 3/4
  兄弟姉妹の法定相続分 : 1/4

 

なお、各順位の法定相続人が2人以上いる場合には、上記の割合をその人数で除した割合が、配偶者がいない場合には各順位いずれかの法定相続人の人数で均等に分けた割合がそれぞれ法定相続分となり、具体的には次の割合となります。

 

1.法定相続人が 配偶者 と 子3人 である場合
  配偶者の法定相続分 : 1/2
  子1人あたりの法定相続分 : 1/2×1/3 = 1/6
2.法定相続人が 子3人 である場合
  子1人あたりの法定相続分 : 1/3

 

また、※非嫡出子の法定相続分については、※嫡出子の法定相続分の1/2とされていましたが、平成25年12月5日に民法の一部を改正する法律が成立し、非嫡出子と嫡出子の法定相続分が同等とされるようになりました。
(平成25年12月11日公布・施行)

 

※嫡出子とは、法律上の婚姻関係にある男女間で生まれた子をいい、非嫡出子とは法律上の婚姻関係にない男女間で生まれた子をいいます。

 

非嫡出子の法定相続分の変更については、平成25年9月5日以後に開始した相続について適用されます。

 

したがって、平成25年9月5日以降に開始した相続で、法定相続人が配偶者と子2人(嫡出子、非嫡出子)である場合、改正前と改正後の法定相続分は次のとおりとなります。

 

image
1.改正前の法定相続分
  配偶者の法定相続分 : 1/2
  子Aの法定相続分  : 1/2×2/3 = 1/3
  子Bの法定相続分  : 1/2×1/3 = 1/6

 

2.改正後の法定相続分
  配偶者の法定相続分 : 1/2
  子Aの法定相続分  : 1/2×1/2 = 1/4
  子Bの法定相続分  : 1/2×1/2 = 1/4

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